函館の七夕文化について

7月7日は七夕です。
函館市では「ろうそくもらい」といって、子どもたちが当日の夕方から20時ころまで、笹飾りが出ている家を回り、歌を歌うことで、ろうそくやお菓子をもらう風習があります。
私も子どもの頃、家々を回ってお菓子をもらいました。
これがとても楽しみでした。
正月、誕生日、クリスマスなどと同じくらい、子どもにとっては一大イベントでした。
むしろ、一年で一番楽しみな行事だったかもしれません。
子どもにとって特別だった「ろうそくもらい」
なぜそこまで楽しかったのかといえば、「友達だけで」「夕方から夜にかけて」「お菓子をもらえる」という、子どもにとって魅力的な要素がそろっていたからだと思います。
現在は、低学年以下のお子さんは親御さんが同伴しなければいけません。
私が子どもの頃は、笹飾りが飾ってあるかどうかにかかわらず、どこの家に行ってもよい雰囲気がありました。
そのため、いろいろな家を回ってお菓子をいただくことができました。
少しずつ小さくなっている地域の風習
一方で、現在はお菓子を用意している家も少なくなっているように感じます。
また、移住して来られた方や、函館で育った方以外から見ると、少し変わった風習に感じられるかもしれません。
年々、規模は小さくなっているのが現実だと思います。
それでも、私にとって「ろうそくもらい」は、子ども時代の楽しい記憶として鮮明に残っています。
そして大人になった今は、今度は自分が子どもたちにお菓子を渡したいという気持ちがあります。
次の世代へ引き継ぎたい函館の文化
この風習は、函館地域の固有文化といってよいものだと思います。
だからこそ、少しでも次の世代に引き継いでいきたいと考え、今年も自宅で笹飾りとお菓子を用意しています。
子どもたちが来るのを楽しみに待っています。
なお、美原の事務所ではお菓子の用意はしておりません。
スタッフにも家庭や予定がありますので、今年も自宅で、来てくれた子どもたちにお菓子を届けたいと思います。

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